査定の前に自分で相場を調べるとき、気をつけたいこと
2026/11/02

家を売ろうと考えたとき、査定を頼む前に自分で相場を調べてみる方は少なくありません。公的な価格情報やインターネットの売り出し情報は、売却を考える最初の材料として役に立ちます。ただ、調べた数字をそのまま自分の家の価格と考えるより、先に「どんな情報を見ているのか」と「自分の家とどこが違うのか」を整理しましょう。そのうえで査定を受けると、担当者の説明も比べやすくなります。
見ている情報の種類を分ける

相場を調べるときに目にする価格には、いくつかの種類があります。実際に取引された価格の情報もあれば、公的な機関が評価した価格もあり、インターネット広告に出ている売り出し中の価格もあります。同じ「価格」でも意味が違うため、混ぜて見ると判断を誤りやすくなります。
たとえば売り出し価格は、売主が希望して出している価格で、その金額で売れたとは限りません。公的な評価の価格も、実際の取引の価格とは別のものです。メモを取るときは、どの情報から見た数字なのかを書き添えておくと、後で見返したときにも迷いません。
自分の家との違いを書き出す

近くで似た広さの家が取引されていても、自分の家と同じ価格になるとは限りません。土地の形や向き、接している道路の状況、建物の古さや傷み具合、マンションなら階数や間取りなど、価格に関わる条件は一軒ごとに違います。取引された時期が違えば、そのときの市場の様子も違います。
調べた情報と見比べるときは、自分の家の条件を書き出しておくと整理しやすくなります。道路との関係や建物の状態など、自分では分かりにくい点もあるでしょう。分からない部分は空けたままにして、査定のときに担当者へ確認する点としてまとめておきましょう。
調べた情報は査定のときに見せる

自分で調べた情報は、査定を受けるときに担当者へ見せてかまいません。「この情報と比べてどうなのか」と聞くことで、査定の根拠を具体的に説明してもらいやすくなります。調べた数字と査定の結果が違っていても、すぐにどちらかが間違いと決めつけず、違いの理由を確かめましょう。
査定の根拠の説明は、書面や取引事例のデータなど、不動産会社によってさまざまな形で行われます。不動産ジャパンの「相場を知る」のページでも、自分で集めた価格イメージに先入観を持ちすぎないよう注意し、そのうえで不動産会社に具体的な相談をする流れが紹介されています。
数字だけで売り方を決めない
相場を調べると、どうしても価格の数字に目が向きます。ですが、売り出す価格を決めるときは、いつまでに売りたいか、住みながら売るのか、空き家なのかといった事情も関わってきます。仲介で買主を探すのか、不動産会社の買取を考えるのかによっても、検討の進め方は変わります。
調べた相場は、売却を考える一つの目安として持っておきましょう。最終的に売り出す価格を決めるのは売主自身です。気になる点や判断に迷う点は、担当者に相談しながら一つずつ確かめていくと、納得して進めやすくなります。
売却・査定の進め方をご相談ください
どこから準備すればよいか迷うときは、現在分かっている情報からご相談ください。資料や現地確認が必要な点を整理し、一つずつ進めましょう。株式会社住まいる不動産販売へ、物件所在地、物件種別、現在の利用状況、売却希望時期を分かる範囲でお知らせください。個別の対応内容や費用は、物件の条件を確認してご案内します。
参考資料(2026年10月31日確認):不動産ジャパン「相場を知る」


